歯の健康ガイド
親知らずが痛くなる原因
親知らずが痛くなる原因
親知らずは最も遅い時期に生えてくる永久歯です。
現代人の顎の大きさなどが原因で、正しい方向で生えてこなかったり、中途半端な状態が長期間続いてしまうなどの問題を抱える事が多い歯となっています。
親知らずが生えてくる時期には、周囲の歯茎が腫れを起こしたり、生えてくるスペースが足りないなどの理由で痛みを発生させる事があります。
これらは短期間であれば親知らずが生えてきた後に治まる痛みですが、長期間続く場合には歯科での治療が必要となります。
親知らずは最も奥に存在する為、歯磨きが不十分で虫歯になりやすい歯でもあるので要注意です。
虫歯による痛みの他にも、他の歯と同様にストレスや疲労が原因となって痛みや歯茎の腫れを生じる事もあります。
親知らずが原因の痛み対処法
親知らずが曲がって生えてしまった為、歯茎部分に炎症がおきてしまったり、
膿んでしまって痛みが生じることがあります。
そういった親知らずは、早めに歯医者で抜歯してもらうのが一番ですが、
急な痛みの場合自宅でできる対処法を知っておきましょう。
まず一番に、傷む部分を冷やすことです。次にもし手元にプロポリスがあれば
それを傷む部分に塗りましょう。プロポリスは非常に強い自然の抗菌作用が
あるため、ヤケドや口内炎などにも効果があります。プロポリスがなければ、
うがい薬でも似た効果が期待できます。
最後に、薬屋が開いている時間帯でしたら鎮痛剤の服用がいいでしょう。
薬剤師さんに相談し、他の薬と勝手にあわせのまぬようご注意ください。
親知らずを放置するとどうなる？
生えてきた親知らずを放置した場合、虫歯や感染症の原因となってしまうことがあります。特に生えた向きがまっすぐではなく斜めや横になってしまった場合はさらに要注意で、虫歯の菌が周りの歯に移ってしまうこともあります。さらに放置した場合、ボロボロになった歯が痛み細菌に感染してしまい、最悪の場合は命にも関わってくる事態に発展してしまうことがあります。
また、かみ合わせが悪くなってしまうことから体の歪みや肩こり、腰の痛みの原因ともなります。歯科医と相談の上早めの抜歯を心がけましょう。
親知らずが原因の痛み治療法
親知らずが痛くなる原因としては、虫歯と炎症です。歯の一番奥にあるため食べ物のカスがたまりやすいうえ、歯ブラシが届きにくいので充分なブラッシングができにくいので虫歯になります。また、親知らずは通常の歯のようにまっすぐに生えるとは限らず、横や斜めに向いて生えることがよくあります。そのため、歯茎や粘膜に当たったり、前の歯を押し出したり、相手の歯と噛み合わなかったり、顎の骨にぶつかったり、様々な弊害が出てきます。痛み止めの薬で一時的に痛みを和らげることもできますが、根本的な解決には至りません。最も良い治療法は、抜歯です。きちんと噛み合っている親知らずなら抜く必要はありませんが、きちんと噛み合っていないため痛みが発生するのですから、寧ろ邪魔といえます。虫歯を治療しても、再び虫歯になる可能性の高い場所です。痛みがある場合は出来るだけ早く抜いたほうがよいです。
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