歯ぐきが腫れる原因:顎骨骨髄炎

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歯ぐきが腫れる原因:顎骨骨髄炎

歯ぐきが腫れる原因:顎骨骨髄炎

知覚過敏

 みなさんは顎骨骨髄炎という病名をご存じでしょうか。普段からはあまり聞き慣れない言葉ですが、実はこの病気はお口に関係する病気なのです。そしてこれが大変深刻な病気であることも知っておいていただきたいのです。
そもそも顎骨骨髄炎とはどういうものを指すのかといいますと、まず骨髄が何らかの原因で炎症を引き起こします。そしてそれと同時に骨質および骨膜までもが病気に侵されてしまうという、難治性の病気なのです。実際にお口の中では細菌によって歯周病などが引き起こされて、それらの病気を治療した後に歯が再び悪くなって起こるケースが最も多くみられるのです。 結果として歯茎の腫れや膿が出てくるというような症状が出たりしますので、特にこの病気は注意を普段からしておかなければなりません。

一般的な顎骨骨髄炎の対処法

顎骨骨髄炎の症状が出たら、すぐ歯科医師に相談します。個人でできる一般的な対処法がないからです。痛みを抑える薬を飲んだり、熱を下げるような対処しかできません。顎骨骨髄炎は、通常の虫歯と違い骨髄まで炎症します。痛みはなかなか治まりません。
痛み止めや抗生物質を飲んでも、痛みが治まるまでに数日かかることもあります。実は診断が難しいです。虫歯や歯周病の治療をした後に顎骨骨髄炎だったと気がつく医師もいます。顎骨骨髄炎はとても厄介だと言えます。骨髄まで炎症してしまうので、治療がそれだけ難しくなります。数時間にわたり、手術が必要になります。顎骨骨髄炎は歯茎が腫れてきますし、膿も出てきます。さらに高熱が出ます。

顎骨骨髄炎を放置するとどうなる?

 顎骨骨髄炎という病気にかかると、その治療がとても大変なものになります。この病気自体がとても重い病気であるために、病名がわかった時点でその後の治療方法を早く決めて取りかからなければなりません。何故なら少しの迷いの間にも症状がかなり進んでしまうからです。骨の病気ですから最悪の場合は骨が腐ってしまいます。そうなるとその患部近くの歯を抜歯して、腐った骨の部分を切除するような大きな手術をすることになるでしょう。

一般的な顎骨骨髄炎の治療方法

顎骨骨髄炎は、治すのがとても難しい病気です。しかしその始まりは虫歯の場合が多く誰でもかかりえる病気です。あごの腫瘍や骨折などから化膿、炎症が起こる場合もあります。
顎骨骨髄炎の治療方法は、顎の骨の腐ってしまった部分を取り除く手術療法、抗生剤を使って骨髄炎の範囲を小さくしていく薬物療法、抗菌薬を含んだ液で洗い流す局所洗浄療法、骨髄への血流循環を改善して回復をはかる高圧酸素療法があります。
このうちのいくつかを組み合わせて治療することが多く、痛みの強い急性期には安静にして抗生剤をつかい、痛みが落ち着いたところで細菌の感染源となっている虫歯の抜歯や腐骨の切除手術を行い、後療法として局所洗浄療法や高圧酸素療法を行うといった具合です。

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